価格： 3,990円　レビュー評価：5.0 レビュー数：14
本作の評価はどの映画サイトでも高い。親子の絆とか、河童と子供の交流だとか、普遍的なテーマが散りばめられていることが要因だと思うが、自分としてはどうもしっくりこないのだ。あの河童は宇宙から来た異星人である。それが何のために来て、何のために去っていくのかがよく分からず、また子供たちとの交流もハーモニカの受け渡しがメインで（笑）、目的が分からない。ミュージカルばりの河童と人々のダンス（？）シーンは映画的カタルシスがあったが、全体的には「きれいにまとまったファンタジー」で終わってしまう。どちらかというと、現代のシーンはなくてもよかったのではないか。陣内親子のストーリーに集約すれば、もっと情感あふれる